レーシック(LASIK)術後の予想される合併症

どのような屈折矯正法でも、100%の精度で屈折矯正を行うことは現実的には不可能です。
ただし事前の入念な検査や眼科専門医やコンサルタントによりできるだけリスクを少なくし、安心して手術を受けて頂けるように日々努めています。また万が一術後の合併症が出た場合のアフターケアも万全の体制で望ませていただきますので、ご相談下さい。

※青いバーをクリックすると説明を見ることができます。

術後の痛み・異物感

PRKでは、手術当日と翌日まではある程度の痛みがあります。
全く痛みを感じない方から、とても強い痛みを感じる方まで痛みの程度にはかなりの個人差があります。痛みを和らげる点眼薬や内服薬により大半の患者さんでは軽い異物感を感じる程度です。LASIK手術では、手術当日に異物感やしみる感じがまれにありますが翌日には消失しています。

感染

非常にまれですが、角膜上皮が完全に修復するまでの間に、傷口から細菌が侵入して感染症を起こす可能性があります。
細菌が眼に入らないよう充分に注意して、予防的に処方されている抗生物質の薬剤を点眼してください。

ぼやけている

PRKでは、手術直後は全体的にぼやけてよく見えない状態になります。角膜上皮が修復するにつれて徐々に視力は改善します。視力の安定までは個人差があって、1週間~数ヶ月を要します。
LASIKでは、PRKに比べ視力は手術翌日より改善します。しかし手術直後はやや近くがぼやけて見えにくいこともあります。年齢が高く、近視の程度が強い場合には、視力が安定するまでに1~2ヶ月を要することもあります。

上皮の修復の遅れ

PRKでは、ほとんどの場合、角膜上皮は4~5日以内に完全に修復します。しかし、上皮の修復が大幅に遅れた場合、感染の危険性が増し、また角膜の混濁が通常以上に出現することがあります。したがって、角膜上皮が修復するまでの間は、休息を心がけ、ほこりの多いところは避けてください。

見え方の質の変化

光が少しにじんで見えたり、まぶしかったりすることがあります。特に夜間に強いライトを見ると光が散乱して、まぶしく感じ(グレア)、視力の低下として感じることがあります。通常、これらの変化は、術後1年の時点で約90%の症例で改善または消失しますが、まれに続くこともあります。

角膜上皮下の混濁

PRKを行った角膜に、淡い混濁が生じることがあります(ヘイズ)。ただし、この混濁は眼科医が細隙燈顕微鏡を使用しなけれは、確認できない程度のもので、肉眼では確認できません。この混満は術後2~3ヶ月にピークを迎え、6ヶ月ごろには大部分の患者さんで消失します。最終的には視力ヘの影響はありません。ただし、予防的に処方されている目薬を点眼しない場合には、混濁が起こりやすくなりますので、決められたとおりに点眼してください。 LASIKを行った角膜では、まれに軽い角膜混濁を経験することがあります。

ドライアイ

手術約2、3ヶ月は、眼が乾燥しやすい状態になります。そのためドライアイ治療の目薬を点眼していただきます。

一時的な遠視化

屈折矯正手術後、特にPRKでは一過性に屈折の遠視化(オーバーシューティング)が生じることがあります。この遠視の度合いは、手術前の近視が強いほど大きくなります。経過とともに遠視化は徐々に改善します。

眼圧の上昇

塘にPRK手術後に使用する抗炎症剤(ステロイド)の点眼で、患者さんの体質により、一部の方で、眼圧の上昇が出現します。定期検査で眼圧の上昇を認めた場合は、点眼薬の種類を変更します。点眼薬の変更または中止により眼圧は正常に戻り、副作用を残すことはありません。

矯正不足・過矯正

どのような屈折矯正法でも、100%の精度で屈折矯正を行うことは現実的には不可能です。矯正精度は手術前の状態により変わるので、医師より予測性についてお話しいたします。

片眼術後の不同視

特にPRKで片方の眼を手術後、もう一方の眼を手術するまでの期間は、両方の眼の屈折の差が大きいため、不便を感じることがあります。

近視への戻り

手術後しばらく正視の状態てあっても、手術後6ヶ月または1年以上経過して、角膜上皮修復の個人差のため屈折が戻り、近視側に戻ってしまうことが特にPRKではあります。「近視の戻り」は手術前の近視の程度が強いほど、出現する可能性が高くなります。「近視の戻り」がひどい場合は追加手術を行うこともあります。

まれに発生する合併症

矯正視力の一時的な低下:角膜上皮の修復の過程で矯正視力が一時的に低下し、屈折力が充分でも「何となく見にくい」と感じる人があります。創傷治癒過程の一時的なものと、新しい屈折力に対する不慣れのためと考えられます。

乱視の増強:乱視が出現する原因として、照射部位決定の不良や患者さんの固視の不良(レーザー照射中の眼の大きな動き)などがあげられます。レーザーが照射されている問は、指示にしたがつて、眼を動かさないようにしてください

レーシックに関するご相談・お問い合わせは安里眼科 098-994-1882まで。