糸満院

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おもろまち駅前院

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当院からのお知らせ

2021.11.11更新

LASIK オペレータートレーニング 後半

本日ジョンソン・エンド・ジョンソン様主催によるLASIKオペレータートレーニング後半部分を受けました。

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今回は実際にLASIK手術を行う器械、VISX STAR S4IRにて起動からシステムの動かし方、データ入力等様々な事を習いました。

現在手術室での見学、勉強もさせてもらっていますが現場では聞けない事もじっくり質問する事ができ大変勉強になりました。

今後手術室でのオペレーター業務を行っていく上で緊張、不安もありますが楽しく研鑽していきたいと思います。

今回も講師を務めて頂いた松本様、誠にありがとうございました。 (担当 神谷)

投稿者: 安里眼科

2021.11.01更新

第75回日本臨床眼科学会へ参加しました

2021年10/28~31日に福岡国際会議場、併設サンパレス、マリンメッセで開催された第75回日本臨床眼科学会へ参加させて頂きました。

臨眼1

総院長安里良先生のご講演、『当院におけるOptos Californiaの活用法』は10/30日に発表され、ソーシャルディスタンスが保たれた会場で現地参加70名と盛況に開催されました。参加された方々より『さまざまな症例がみれて良かった』『撮影のコツが参考になりました』等、好評なご意見を頂いております。ご講演内容はOptosの無散瞳下における超広角撮影が小児外傷、網膜周辺部裂孔の検出、散瞳ができない緑内障発作を起こした方への有用性から糖尿病網膜症へのFAG(蛍光眼底撮影)がワンショットで広角撮影されること、加齢黄斑変性症、網膜色素変性症へのFAF(自発蛍光撮影)所見から病巣範囲確認、診療の有用に加え、2011年にOptos200TXが発売された同年に沖縄初導入し、現在に至るまで3機種の超広角走査型レーザー検眼鏡、Optos200TX、Daytona、Californiaの使用経験と特徴の検査スタッフの機種別使用感想等、充実した内容でございました。過熟白内障では、PEA+IOLではなく、計画的ECCEへの判断基準の1つとして視神経乳頭が映るかなど、検査スタッフのみではなく、看護、事務スタッフも多くを学べたと思います。今後の院内学習へ役立てたいと思います。良先生辻川先生発表風景

今回の臨眼会期中に、総院長が所属されている先進医療研究会のセミナーへも参加させて頂き、多焦点眼内レンズの特徴とより良い白内障手術への取り組み、光媒体を用いたコロナ禍での消毒法など多岐に勉強させて頂きました。研究会会長の新見先生からご紹介頂いた、学童近視ドックでの近視進行予防と予測治療、パンフレットは1冊で近視の治療、マイオピン、オルソケラトロジ-、LASIK、ICLまで紹介された分かりやすい内容で参考となりました。本学会も近視のメカニズムや年齢に沿った近視治療、よりよいコンタクトレンズの処方、近視予測などの講演を受講でき、多くを学ばせて頂きましたので今後、より良い近視治療へのご案内へ活用させて頂きます。

新見先生パンフ

 機械展示ブースでは、株式会社クリュートメディカルのアイモvifa®を体験してきました。1機種でコントラスト感度及びアムスラーチャートも検査可能で、明室で両眼開放視野検査が可能なこの機種は、ゴールドスタンダードであるZEISS社のHFAと同等の検査能力に加え、コンパクトデザインで場所を選ばず、検査スタッフの負担、何より患者様の負担を軽減できると、東大の相原教授からお勧めの製品であったので確認できることを楽しみにしておりました。実際に視野検査を体験し、両眼開放ではどの目を検査しているのかわからない程、遮蔽がないのは楽だと感じた一方、しっかり遮蔽した方が楽だという患者様の声もあることから、メーカーご担当の方へ確認したところ、8割の方は開放が楽とお答えになり1割が遮蔽が良い、残りの1割が分からないというアンケート結果だったそうです。この両眼開放とややうつむく姿勢は楽と感じましたし、顎台がないという事も顔面の正位固定を意識をさせ、それを管理するという負担の軽減は、検査スタッフにとっても嬉しい材料でした。機種の特徴としては各検査点での応答を隣接する検査点に反映させることで検査精度を高めつつ、検査時間を短縮し、患者毎の過去検査データを参照することで、閾値決定までの視標呈示回数をさらに低減しこれにより「正確性の担保」と「検査時間の大幅な短縮」を実現し、前回検査結果の信頼性が低い場合も、再度閾値を探索し直すことにより正確性は変わらないとの事でした。追加で、COVID-19感染予防を心掛けている現状、暗室で区切られた環境を好まない方もおられることから、HFAも完全暗室でなくても自動輝度チェックでエラーが出ない程度であれば、必ずしも仕切られた暗室環境でなくとも検査可能であるという情報を得る事ができました。

アイモ体験Dr.良アイモスピード

ナーシングプログラムでは自然災害、パンデミックの発生などの大規模災害時に医療機関がストップできない状況下で何をどこまで行い、患者様だけではなく、医療スタッフのケア、出勤交通手段まで把握して行わないと稼働できないこと。また、電気、水等、食糧などのライフラインだけでなく、薬品、医療品の備蓄確保の難しさを知り、BCP(事業継続計画)を整備していく必要性を感じました。サーバーがダウンした時の対応、水害なのか地震なのかの別シミュレーションであることに加え、命令実施系統、担当、役割の周知が重要であること。その為には、自院のハザードマップを仕入れ、起こりうる災害の把握、避難場所の確保と発生後から避難場所への時間から必要事項にトリアージしておかないと収集がつかなくなること等。阪神淡路、熊本、関東などの大震災を経験された先生方のご講演を参考に有事の行動マニュアルの作成、その後の事業継続計画を沖縄特有の台風対策を含め作成を行っていきたいと思います。(検査部 屋宜)

集写

投稿者: 安里眼科

2021.10.24更新

10月に行われる第75回日本臨床眼科学会に総院長が参加されます

2021年10月28日~31日に福岡で第75回日本臨床眼科学会が開催されます。当院総院長の安里 良先生が京都大学の辻川 明孝先生座長の下で『当院における Optos California の活用法』について発表されます。

リンク先⇒ https://www.congre.co.jp/ringan2021/index.html

Optosは網膜の約80%の領域のデジタル画像を短時間で取得し、網膜画像で診断できる多くの疾病の発見に貢献する眼底撮影装置です。2011年にOptosが発売され、当院ではその年にOptosを採用し、2015年にDaytona、2019年にCaliforniaを導入しました。複数の機種を使用した経験のある当院で、Optosの導入による日常診療の変化についてお話しされます。

複数の機種を使用した事のある当院の経験を広く伝える事で、今後の医療の発展に繋げていくことが出来ればと考えています。 (担当 城間)

第75回日本臨床眼科学会 ランチョンセミナー29

投稿者: 安里眼科

2021.10.14更新

LASIK オペレータートレーニング 前半

本日ジョンソン・エンド・ジョンソン様主催によるLASIKオペレータートレーニングを受けました。

LASIKの基本から手術前検査の考え方、検査方法や手術の際に実際に患者様のデータを入力する方法等、少人数にて3時間程勉強させていただきました。

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トレーニングの中でLASIKの歴史等も学ぶ事によってより多くの情報を患者様に提供出来るようになったと感じます。

今回のトレーニングは二部構成になっており次回も勉強し研鑽を積んでいきたいと思います。

本日担当していただいた松本様、誠にありがとうございました。

(担当 神谷)

 

投稿者: 安里眼科

2021.09.16更新

10月に行われる日本視機能看護学会学術総会に参加します

2021年10月1日~7日にWeb開催される日本視機能看護学会学術総会(主催:比嘉眼科)にて、当院における低濃度笑気麻酔使用後のアンケート結果や実際の使用経験について発表します。

リンク先⇒ https://www.okinawa-congre.co.jp/2021jaon/

白内障手術、翼状片手術、ICL(眼内コンタクトレンズ)手術の際に患者様に使用後の痛み、不安軽減の有無、程度などをアンケートにて集計した情報になります。

当院のアンケートにご協力頂き誠にありがとうございました。貴重なご意見を多数いただくことができました。この有益な情報を共有することで医療の発展に繋げていければと思います。(担当 玉城)

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投稿者: 安里眼科

2021.08.05更新

2021年8月 日曜日の診療についてお知らせ(おもおろまち駅前院)

8月  8日(日)山の日

8月22日(日)旧盆(ウークイ)

8月29日(日)第5日曜日

 

上記は休診となります。

ご理解、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

投稿者: 安里眼科

2021.08.05更新

2021年旧盆中の診療について

2021年旧盆中の診療は下記の通りとなります。

 

糸満院

8月20日(金) 午前・診察 午後・休診

8月21日(土) 午前・診察

 

おもろまち駅前院

8月20日(金) 午前・診察 午後・診察

8月21日(土) 午前・診察 午後・休診

8月22日(日) 休診

 

ご理解、ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

投稿者: 安里眼科

2021.07.03更新

新しいドライアイ治療IPLについて

今回、久しぶりの国内学会にて私自身の発表と色々な新しい知識や医療機器の勉強をしてきました。講演で良く耳にしたのが、新しいドライアイ治療(IPL:Intense Pulse Light)です。マイボーム機能不全を改善する新たな治療法として、IPL治療が登場し、海外の学会などでその効果が次々と報告され、注目を集めているとのことでした。今までのドライアイの治療法は、ドライアイ点眼の他、涙の流れの出口に栓(プラグ)をすることで涙液を留めておく涙点プラグという治療が一般的でした。これら従来の治療は、涙液の中の液層への治療でした。最近は涙の液層の表面を覆う油層を改善する治療法が登場してきました。油層のはたらきとして涙の蒸発を防ぐ役割があり、涙を安定させる、涙の表面張力を下げる、 涙の眼表面への広がるのを助ける、涙の過剰な蒸発を防ぐ、 涙を瞼縁に留める等の大切な働きがあります。この油層はまぶたの上下の縁に20~30個あるマイボーム腺という腺から産出されます。なんらかの原因でマイボーム腺がつまり、機能不全を起こすと涙の油層がうまく形成されずにドライアイを引き起こします。マイボーム腺の機能低下が続くとマイボーム腺の脱落が起こりますが、一度脱落してしまうと治療をしても回復が難しいのが現状です。マイボーム腺を詰まらせないようにしてドライアイを防ぐためには、日常のケアが大変重要です。日頃から行えるケアとして最近注目を浴びている「リッドハイジーン」という概念があります。これは体や顔を洗うのと同様に、まつ毛の根元も洗浄して清潔に保つというものです。ただ、一度詰まってしまったマイボーム腺を日常のケアで除去するのはなかなか難しいのが現状です。このマイボーム腺機能不全に対する新しい治療がIPLです。IPLは、アメリカ食品医薬品局(FDA)の認可を受けた、ドライアイを治療するための専門機器です。治療は「コールドライト」と呼ばれる特殊なフラッシュを照射することにより、マイボーム腺を刺激しドライアイ症状の解消を促します。この治療法は大きな外的ダメージが無く、眼に害を与えることはありません。(フラッシュ照射時に若干の痛みを生じる可能性があります。)実際に私自身もIPLをうけましたがレーザー照射時間は両眼10分くらいで、照射後も目の周り(奥まで)がポカポカあたたかいという印象でした。治療は計4回(3週間間隔をあける)程度とのことで、自費治療になります。当院ではまだ導入していませんが、今後情報を集めて、可能であれば検討したいと思っています。(安里)

IPL ルミナス M22

IPL 講演

 

投稿者: 安里眼科

2021.06.26更新

第36回JSCRS(日本白内障屈折矯正手術学会)学術総会へ参加しました

6/25(金)~27(日)まで総院長安里 良先生とスタッフが第36回JSCRS学術総会/日本白内障屈折矯正手術学会へ参加しております。JSCRSデータ解析委員会による白内障術前生体計測データ・最適眼内レンズ計算式の他施設比較研究の報告もあり、沖縄を担当した安里眼科おもろまち駅前院のデータも研究報告されるとのことです。生体計測の地域差がどのように解析されたか報告を楽しみにしています。(担当 玉城)

ブースロゴ前

質疑応答

出演者

6/26日(土)にJSCRSデータ解析委員会による特別報告がありました。北里大学の神谷教授から白内障術前生体計測データ・最適眼内レンズ度数計算式の他施設比較研究の検証結果がBr J Ophthalmolで文献となる報告がされました。本研究には安里眼科おもろまち駅前院も前眼部OCTの機能付きの光学式眼軸長測定器ZEISS社のIOLマスター700と前眼部3次元画像解析装置TOMEY社のCASIA2を有する施設として、沖縄の生体計測検査に協力させて頂いていました。検証結果より

バイオメトリー1

Br Jタイトル

Br地域

 

国内12施設間の術前バイオメトリーには、ほぼ全て有意な地域・施設間差異を認め、特にIOL度数計算で重要な眼軸長、角膜屈折力、前房深度は差異が大きい。角膜乱視は唯一施設間の差はなく平均値0.9D程度であった。
Barrett式は、SRK/T式に比較して予測性に優れる施設が多かったのですが、一部の施設ではSRK/T式が優れるという結果でした。日本国内でも術前バイオメトリーは一定の地域・施設間差異が存在し、他施設データは応用困難であり、各施設における最適化の重要性が示唆された内容と思います。とのご発表でございました。

バイオメトリー2

その中でも沖縄では前房深度が3.05mmで他施設と比較すると極端に浅いという結果でした。九州以南の方は前房深度が浅いと言われていましたが、本研究の結果で示されました。前房深度とは角膜から水晶体前面までの深さを表します。浅いことは白内障手術時の操作スペースが狭くなり難易度があがることになります。眼内レンズ度数計算式に関して Barrett式は、SRK/T式に比較して予測性に優れていたという施設が多いなか、沖縄では両計算式の優位な差はでませんでした。当院でBarrett、SRK/T式に加え、平均的な眼球サイズから外れた強度の近視や遠視の方やLASIKを受けられた方に関してもHaigis式(Haigis-L式)と角膜の前後面の全屈折力を測定できるTKメゾッド(CASIA2BarrettTK式)等、複数の計算式を用いることで、最適な白内障術後屈折の予測精度を高く保てるようにしています。全国の眼の因子の地域差と、その白内障手術屈折誤差に与える影響を知ることができた興味深い報告であり、その研究に参加できたことを誇りに思います。今後も引き続き白内障手術後屈折誤差を生じない計測、計算式の運用とデータの最適化に取り組みます。 (担当 屋宜)

投稿者: 安里眼科

2021.06.08更新

第142回沖縄眼科集談会にて、総院長がご発表されました

去る令和3年6月6日(日)におきみゅー(沖縄県立博物館・美術館)にて、第142回沖縄眼科集談会が開催されました。当院総院長の安里 良先生が『角膜変性症患者に対する当院でのPTK(治療的角膜切除術)について』琉球大学の新垣淑邦先生座長の下で、ご発表されました。2000年にエキシマレーザーが厚労省に認可され、北里大学の清水公也教授の助言もあって、当院理事長である安里良盛先生が沖縄に初めて導入した経緯や、2010年4月より保険対象の治療になったこと、顆粒状角膜変性や帯状角膜変性に対するPTKの当院での考え方などについて詳しく話され、とても勉強になりました。患者さんの負担を考えても、顆粒状角膜変性のある方で白内障手術を希望された場合は、一度角膜専門医のいる病院で診て頂き、必要であればPTKのできる施設に初めから紹介したほうが良いと考えているとのことでした。角膜混濁が強く、白内障手術が安全に施行できないと考えられた症例は、PTKから行って強度遠視を意図的に作り、その後に眼内レンズで屈折を正視にもっていくとのことでした。他院にて既に白内障手術を数年前に施行され、PTK目的で当院紹介となった症例は、Piggy back法(眼内レンズの二枚重ね)を行い、ー7.0D前後の近視を作って、その後にPTKを行うとのことでした。このやり方は、患者さんが白内障手術を2度受けることにもなり、負担が増えることになります。基本的に眼内レンズで屈折を最終的に合わせるよりはエキシマレーザーを用いたPTK(PRKモード)で屈折を合わせた方が術後の屈折誤差が少ないとのことで、当院では白内障手術をしてー7.0D前後の近視を意図的に作り、その後PTKで混濁を切除すると同時に屈折矯正手術も行う方針とのことでした。発表した症例では裸眼視力で0.8~0.9まで見えており、術後大変満足しておりました。今後も知識をブラッシュアップさせながら様々な知識を取り入れていこうと思います(担当 城間)

 

 沖縄眼科集談会

 

沖縄眼科集談会

 

投稿者: 安里眼科

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