当院からのお知らせ

2022.06.01更新

2022年5月27~29日に、沖縄県市町村自治会館にて第92回九州眼科学会が沖縄で開催されました。沖縄での開催は11年ぶりとなりましたが、梅雨の時期ということもあり雨模様となりました。

第92回九州眼科学会 沖縄

当院の総院長である安里良先生が、初日の角結膜の一般講演にて、『角膜変性症患者に対する当院でのPTK(Phototherapeutic keratectomy:治療的角膜切除術)について』という演題でご発表されました。当院では2000年からエキシマレーザーを導入し、今年3月までの約22年間の間に57例86眼に対して行われておりました。PTKは、帯状角膜変性の方には視力改善が大いに期待できること、顆粒状角膜変性の方でも術後裸眼視力が0.7前後まで改善した症例についても提示されていました。また、他院で過去に白内障手術を施行されて、その後に顆粒状の角膜混濁が増えて視力低下をきたして当院紹介となった方は、piggy back(ピギーバック)という眼内レンズを2枚重ねにする方法で一度強度近視を作り、その後角膜の状態が落ち着いてからPTKにて混濁を除去すると同時に屈折矯正を行うというご発表でした。私は入社して間もないため、当院のPTK導入に至った経緯や歴史、手術について全くの無知でしたがそれを知るとても良い機会になりました。

九州眼科学会 良先生 発表

九州眼科学会 良先生 発表

最終日のランチョンセミナーでは、京都府立医大の寺尾信宏先生が『長期経過を考えた滲出型AMDの診断、治療』という題でご発表されました。抗VEGF薬治療が開始され約10年が経過し、短期的には抗VEGF薬投与により視力改善を期待できる症例が多く存在します。しかし一方で、それも維持するためにTAE(treat and extend)を積極的に用いていて投与間隔を延ばすことが難しい症例もあります。長期経過を考えた時の適切な診断および最適な治療方針についてのご発表で、勉強になりました。

九州眼科学会 寺尾先生 発表

 当院は今年2月に本院である糸満院がリニューアルオープンし、ハード面はもちろんソフト面も今後さらに充実させ、おもろまち駅前院ともに地域に密着した医療をこれからもご提供できるようスタッフみんなで力を合わせて頑張ります!!!今回は地元開催の貴重な学会に参加させて頂きありがとうござました。(受付 照屋)

 

投稿者: 医療法人水晶会 安里眼科


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