当院からのお知らせ

2022.05.19更新

先日、令和4年5月17日に熊本大学名誉教授の谷原秀信先生によるグラナテック(リパスジル)のWebカンファレンスがありました。グラナテックは興和株式会社により開発された世界初のROCK阻害点眼剤で、2014年より緑内障の治療点眼薬として使用されています。原発開放隅角緑内障の眼圧上昇は、主に線維柱帯での房水流出抵抗の増大が原因と考えられています。グラナテックは線維柱帯―シュレム管を介する主流出路からの房水流出を促進させ、眼圧を下降させる点眼薬です。臨床症例では、平均3成分目での処方であっても高眼圧症、正常眼圧緑内障などの各病型に対し有意な眼圧下降効果を示し、追加治療薬としての有用性が診療現場で確認されたそうです。また、これまで副作用として眼瞼炎が起こる事が報告されてきました。この度の臨床症例では、有意な眼瞼炎発症のリスク要因として女性、眼瞼炎既往あり、花粉または薬剤アレルギー歴ありの患者様が認められました。上記の患者様に対しては、改めて正しい点眼法の指導や、自他覚症状の変化に留意しながら処方することが望ましいとされました。一方、75歳以上の高齢者、ドライアイ治療薬及び多剤併用は、眼瞼炎に対して見かけ上抑制的な影響が認められましたが、これらの患者様に対しても引き続き注意しながら治療していくことが推奨されておりました。
今後も職員一同、日々新たな知識を修得しより良い医療が提供できるようブラッシュアップしてまいります。ご協力いただいた興和株式会社の北川様、鶴見様ありがとうございました。(担当 城間)

グラナッテクwebカンファレンス

グラナテックwebカンファレンス

グラナテックwebカンファレンス

投稿者: 医療法人水晶会 安里眼科


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